白夜を行くような人生とは?

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白夜行(集英社)

こんにちは。技術部の千葉です。

今日は私の好きな本をご紹介させていただきます。
東野圭吾さんの「白夜行」です。

実は私はこのブログで昨年の秋頃に同著者の「黒笑小説」が紹介されているのがきっかけで東野圭吾さんの本を読み始め、その中でもお気に入りなのがこの「白夜行」です。

この本の主人公は亮司と雪穂という2人の男女で、二人の小学生時代からの19年間が、時間軸に沿って全13章850ページに渡り書かれています。
2人は小学生時代に互いに自分の親を殺しており、以後亮司は自分のためあるいは雪穂のために影でいくつかの犯罪に関わっていき、雪穂は恋愛にビジネスにと成功を収め、一見すると平穏な暮らしを送っていきます。

本書の構成の特徴として、そうした2人の人生はそれぞれの視点からは一度も描かれず、常に第三者の視点から描かれます。そのため2人の内面は読者が想像するしかないのです。
この手法によって、2人が殺人という選択により負った心の傷の深さが一層際立ってきます。つまり心の中に空いた穴の底を見せないことで、その穴がどこまでも続いているように見せたかったのではないかと思います。

心に傷を負った者同士の生き方は、本の中だけの物語で本当によかったと思うほど辛い場面もありましたが、興味を持った方はぜひ一度読んでみることをお薦めします。

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by nkgfan | 2009-05-12 13:11 | □社員コラム | Comments(0)
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