ミステリーが経済を語る

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火車(新潮文庫)

こんにちは。09年度入社技術部の千葉です。

今回は宮部みゆきさんの本、「火車」を紹介したいと思います。

この本はミステリー小説であると同時に経済小説としての側面も持っており、金銭面で問題を抱えた2人の女性を中心に話が展開していきます。

休職中の刑事である主人公は、ある日親戚の男に頼まれ、彼の失踪した婚約者を探すことになります。しかし、調査を重ねていく中で、この女性が殺人事件に関わっている可能性が出てきます。
この婚約者はなぜ、そしてどこへ失踪したのか、その背景には2人の女性の借金問題が深く関わってきます。

作中ではしばしば、ローンやクレジットカードが抱える問題点について言及しています。経済に詳しくなくても、経済用語について簡単に解説しつつ述べられているので分かりやすく、内容も話のテンポを崩さない程度にまとまっていたと思います。

私は借金は、する人に原因があると思っていましたが、本書を読んで必ずしもそれだけが原因ではないと知りました。

本書は、一つの問題に対しそれを狭い視野で捉えるのではなく、周囲の状況も考えた広い視野で捉える必要があることを教えてくれるお薦めの一冊です。

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by nkgfan | 2009-10-19 08:50 | □社員コラム | Comments(0)
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