鉄を知る。

就活中の皆さんへ。NKGメールマガジン第5弾を転載します。


こんにちは。技術部の志賀です。

2009年も残すところあと2週間となりましたが、皆様この1年はどんな年でしたか?
私が今年一番変わったと感じる出来事は、自転車に乗る人が増えたということ。通勤に自転車を利用している会社員(ツーキニストと呼ばれている)が増えたり、休みの日に親子でサイクリングしている風景を見かけるようになりました。

自転車をはじめとして身の回りにあるさまざまな乗り物や機械は基本的には鉄でできています。しかし、ここでいう「鉄」は元素の鉄(純鉄)という意味ではなく、純鉄にいくらかの炭素を加えた炭素鋼というものを示しています。英語で鉄はiron、鋼はsteel。ジュースの缶もスチール缶と呼ばれていることからイメージできると思います。炭素鋼は純鉄より強度が高く、機械的性質が優れています。

またステンレスという材質も聞き覚えがあると思います。ステンレスも鉄鋼の一種でクロムまたはクロムとニッケルを含むことで耐食性や強度を向上させています。ステンレス鋼は和名で「不銹鋼(フシュウコウ)」と呼ばれていてまったく錆びないと思っている方もいると思いますが、実は錆びます。Stain(さび)-Less(より少ない)=錆びにくいだけなのです。

材料の強度をいうとき様々ある見方の中に硬さという指標があります。
たとえば何種類かの金属があるとして、どれが硬いか調べるとしたらどうしますか?
まず、異なる材料同士をこすり合わせてみましょう。これで傷がついたほうが柔らかいということになります。もしかしたら引っかいてみるという人もいるかもしれませんが、人の手で金属に傷をつけることができたら人の手のほうが硬いということができるかもしれません。

ちなみに世の中で一番硬い材料といえば、ダイヤモンドですが、ダイヤモンドはアクセサリだけでなく、工業的にも切削工具や研磨工具などに多く用いられています。ではそのダイヤモンド自体はどのように加工しているのでしょう?それは別のダイヤモンドを用いて削るほうのダイヤモンドもある程度変形しながら加工されるのです。なんだかもったいないような気がしますね。

送風機を設計するときもこの硬さに注目するときがあります。送風機の中を鉄粉やセメント粉などのダストが通るときです。ダストは羽根車やケーシング内部を擦り、削ってしまうのです。
風の流れを考慮し、最適な材料を選択し適切な構造で設計する。過不足なく最適な設計をすることは設計者として求められるバランス感覚といえるのではないでしょうか。
これから会社説明会がスタートしますが、説明会や選考を通じてNKGで設計する楽しさややりがいを伝えていけたらと思っています。

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by nkgfan | 2009-12-15 19:35 | □社員コラム | Comments(0)
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