死ぬほど疲れて死ぬ人なんていない。

編集長注:久しぶりに営業の重鎮・田中耕太郎先生の投稿です。気合いを入れて文末まで一気に読み進めてください。さすれば明日が開けましょう。

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幸運にも今年の花粉はあまり多く飛散しませんでしたが、例年からの花粉症の人、昨年からのインフルエンザ予防の人や、昨今のCO2削減効果が出すぎたのか異常に寒い春で風邪を引いた人がマスクをしている光景が多々見受けられます。

しかし、この時期マスクをしているのは口や鼻の上だけではなく、心にもマスクをしている人々が多いのです。その代表例が新入生とか新入社員の諸君です。五月病なるものの原因がこのマスクだということを知っていましたか?

いわゆるマスキングとは素の自分をマスクにより別の自分を作ることができる便利なものですが、やりすぎると気付かないうちに疲労が蓄積され体も心も憂鬱になったりするのです。
元々、疲労=疲労感なのですが、マスキングがあることによってほとんどの人はイクオールにならないのが普通です。これを簡単な式にすると、

疲労感+マスキング=疲労
(通常、疲労は定数、疲労感とマスキングは変数)

となります。
 
では、マスキングとは例えばどんなものでしょうか。
これはとても身近にごろごろころがっています。先ほどの新入生や新入社員の場合は、慣れない環境にいきなり置かれ、周りを注意深く観察したり、初めての経験をする時、人間は本能的にたいてい自分をいきなり出さないようにしますよね。これもマスキングの一つです。 

まだ親しくない人と付き合う前には相手に悪い印象を持たれたくないと思い、これまたマスキングします。
また、新入社員ならずとも、上司から「たいしたもんだ、良く頑張ったね」という言葉をもらっただけで疲れが吹き飛んだ経験はないですか?これもマスキングの一つです。どんなに疲労していても、その上司の一言で疲労を感じないのです。 

子供が受験勉強している時に褒められて疲労感がなくなり、俄然やる気が出るのも同様なマスキング効果なのです。また、父親が女房や子供の笑顔を見ると疲労感が吹き飛ぶというのも明らかにマスキングです。
さらに、温泉に入って「ああ、疲れがとれた」と言っているのもそうです。混んだ電車に乗り、高いお金をかけて軽い運動に等しいお湯に浸かっても疲労はとれませんが、疲労感はとれるのです。だから、これもマスキング。 

本当の疲労を取るにはどうも栄養を取って寝るしかないらしい。しかし、9時間も寝た後、どうも寝る前より疲労感を感じるなあということはないですか。それは、睡眠によって、マスキングが剝がれた証拠なのです。前述の式で分かる通り、疲労が一定でマスキングが小さくなると、疲労感が自然に大きくなり、かえって疲れた感じがしますが、実は疲労は睡眠により一定ではなく少し小さくなっているのですが、疲労感がより大きくなっているのでこういう現象が起こるのです。

私はここでマスキングを否定しているわけではありません。寧ろ、ある程度のマスキングは必要だとも考えています。何か物事を成し遂げようと思った時には、我慢も必要だし、気合いも必要ですよね。また、挫けそうになった時、誰かに励ましてもらいたくないですか。その我慢できることも、気合いを入れることもマスキングの効用だし、励ましそのものがマスキングなのです。

古今東西マスキングがなかった人物が事を成し遂げたことがないのも事実です。天衣無縫というとかっこいいのですが、ただ単に自分のことだけを考えマスキング無用という人は、おそらく人に感動を与えることもできない魅力に乏しい寂しい人ではないでしょうか。

天衣無縫の代名詞のようにいわれている坂本竜馬は決して自分本位の人ではありません。他人の立場に立って考えることで、誰からも愛されたのではないでしょうか。だから彼もマスキングを多用して疲労感を少なくしていたのではないかと想像します。 

ただ、だからといってマスキングし過ぎて過労死とかにならないようにお気を付け下さい。 

合掌

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by nkgfan | 2010-04-27 13:48 | □社員コラム | Comments(0)
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