百年いつも動いていた…

残暑お見舞い申し上げます。前・編集長の環(たまき)です。

いよいよ夏本番。お盆はみんなで墓参り…などと浮かれていた矢先、各所でとんでもない事件が起きましたね。“いるはずの”お年寄りがいない。じつは30年前に亡くなっていた。その後も家族が年金を貰っていた…等々。その数は全国で数十件に達するとのことです。

もっとも日本には100歳以上のお年寄りが約4万人(!)いますから、この一件を指して全体を判断してはいけません。それだけお年寄りがいるのなら、その周辺にとんでもない家族がいても不思議ではないのです。

ただ少々気になる点も残ります。

たしかに役所の人間が家庭訪問したところで、「奥で寝ていますから」「会いたくないそうです」などと言われてしまえば、中に立ち入って検査することは出来ません。また最近では「プライバシー」や「個人情報」といった言葉が一人歩きして、このような状況に拍車をかけています。

しかし常識のレベルで考えれば、

「100歳を超えていて病院にもかかっていないのは変だな。本当にいるのかな」
「これはウソをついているな。首長なり議員なりにかけあって条例なり法律なりでチェックできるようにしないとまずいな」

くらいの発想は浮かんでくるはずです。いや、浮かんでいたけれど揉めると面倒だから放っておいた、といった方が正確かもしれませんね。いったい“いるはずの”お年寄りが何歳になったら対策を講じる気だったんでしょうか。そう遠からざる未来、

役所:ピンポーン「こんにちは。○山×子さん、今年で150歳ですよね。お元気でしょうか?」
家族:「あ、奥で寝てます」ガチャ

などという素っ頓狂な会話が交わされていたかもしれないのです。

老人の孤独死や共同体の崩壊といった社会問題は確かに深刻です。しかし今回の一件は、「行政の怠慢」と「家族による年金・補助金の詐取=ドロボー」の二点が事の本質であるように思えてなりません。

公器たるメディアには、特に後者の追及を期待しております。

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by nkgfan | 2010-08-09 19:15 | □社員コラム | Comments(0)
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