測る知恵

こんにちは、設計課の前野です。
ロシアには「釣の話をする時は両手を縛っておけ」と言う有名な諺があります。
釣った魚の自慢話が始まると、最初は胸の前で遠慮がちに獲物のサイズを示していた両手が、いつの間にか肩幅ぐらいになり、そのうちウオツカでもあおろうものならキングサーモンでも示すかのように両腕いっぱいまで広げている。そんな釣り人に多い見栄っ張りを自重させるための諺のようです。
釣りを趣味にされている方なら、ここまで大げさで無いにせよ少なからず身に覚えがあるのではないでしょうか。私自身も妄想の中で魚を育ててしまったことは過去にあった事と思います。

これらは大抵、スケールなどを持っていなかったがために、目視によるいい加減な「目測」を行ってしまったが故の結果と言えます。本来、長さとは物差しなどと「比べる」ことで始めて定量的な情報になるわけで、「目測」はあくまで主観に任せた不安定な情報でしかありません。
もし、物差しが無くても何かを応用して定量的に長さを測り示す術があるならば、
釣り人は言わずもがな、技術屋としても覚えておいて損は無いでしょう。

釣りでも工場でも、簡易的に長さを測る際によく手の平を被測定物に宛がっているのを目にします。これは「手尺」といって手の一部の長さを覚えておいて、それを仮の物差しとして使用しているのですが、これが中々どうして非常に使い勝手が良く、日常生活でも極めて有効な知恵と言えます。
ホームセンターの家具しかり、スーパーの野菜しかり、テレビのサイズしかり、さりげなくスマートに「ある程度」定量的な長さを測る事が出来ます。
先のロシア人の例でも、「手のひら2つ分だから40cmぐらいだな」と記憶しておけば、40cmのニジマスが1mオーバーのキングサーモンにならずに済むのです。

私も、釣りを嗜んでいるので昔から手尺はよく使っていたのですが、いざ思い返せば釣り以外でも日常でちょっとした物を測るといった機会は思いのほか多いものです。
皆さんも、日々の生活に手尺を導入してみてはいかがでしょうか。
意外なところで必ず役に立ちますよ。

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私の手尺は親指と小指の先までの距離でだいたい20cmぐらいです。



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by nkgfan | 2012-10-18 18:00 | □社員コラム | Comments(0)
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