現代作家と文豪を同時に嗜む

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朝日のようにさわやかに(新潮社)

こんにちは、技術部の稲垣です。

今日は、最近読んだ本をご紹介したいと思います。
恩田陸さんの「朝日のようにさわやかに」。

この本は14の話が収録されている短編集です。全体を通して割とホラー色が強く、ちょっと苦手意識もあったのですが、一方では不思議で多様な世界観を感じられる本でした。

以前は“短編集”というのがあまり好きではありませんでした。嫌いというよりは、よく分からないといった感じでしょうか。長編物の方が話の展開があるから、読んでいるうちに話の世界に慣れてくるということではないかと思います。

ところが、これは短編集の面白さを感じさせてくれる本でした。話が始まった途端に一気に異質の世界に飛ばされる、そんな印象を受けました。
幾つかの言葉で瞬間的に世界を作っちゃうってすごいな、と感動です。

と、同じことを何かを読んだ時にも思った様な…と記憶を辿ると、芥川龍之介の「羅生門・鼻」でした。こちらは言わずも知られた名著ですが、こちらも短編集ですよね。
作り上げる世界は全く違いますが、同じように言葉の凄さ・面白さを感じる一冊でした。

ということで、今回はこちらの2冊をご紹介です。
インパクトを求めるなら恩田さん、しみじみ浸るなら羅生門をお薦めします。

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by nkgfan | 2009-03-13 11:38 | □社員コラム | Comments(0)
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