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「理想」が隠し持つ闇を切り裂く

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NO.6

あけましておめでとうございます。
技術部の稲垣です。

新年1回目の読書時間は、只今大ハマリ中の本をご紹介したいと思います。
あさのあつこさんの『NO.6』

2013年、NO.6という未来都市を舞台とした紫苑という少年の物語。
NO.6とは人類が生きていくうえで理想的な都市として作り上げられた未来都市。
紫苑は幼少期から超エリートとして認定され恵まれた生活を送っています。

ところが、12歳の誕生日に部屋に突然入り込んだネズミという少年を匿ったことから立場は一転。
ここから物語は始まっていきます。

NO.6で生きる権利を失ったと同時に見えてきたNO.6の歪んだ支配。
都市の中に残る家族や友人を守るため紫苑はNO.6の中枢に挑んでいきます。

と、私もまだ#3を読み終えたところです。

あさのあつこさんの本はバッテリーを読んで以来大好きで、色々と読んでます。
この本は今まで読んできた本とは違い、極々日常にあるような風景ではなくSFの世界。
マンガを読んでいるような気にさえなります。
私は、マンガはあまり読まないので最初はどうも慣れませんでしたが、結局のところ#1が終わる頃にはいつも通りにどっぷりとハマり込んでます。

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by nkgfan | 2009-01-07 09:54 | □社員コラム | Comments(0)

残された者と旅立つ者と

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青空のむこう(求龍堂)

こんにちは、技術部の吉尾です。
今回は、私の好きな本を紹介したいと思います。

アレックス・シアラーの「青空のむこう」です。

この本は主人公のハリーが、いきなり死んでしまい天国にいるところから始まります。
ハリーは「やりのこしたこと」があり、地上に降りてきます。
そこで、ハリーは家族や友人の現実を見ていきます。

この本は、悲しい話ですがハリーがハリーのいない世界を見て感じた事が、優しくて、切なくて心が温まります。
作者のアレックス・シアラーの作品は大人も読める童話で有名らしいです。

私はこの本を読むまではほとんど本を読んだことがなかったのですが、この本を読んでから、習慣的に本を読むようになりました。

あまり本を読まないけど、読みたいなぁと思っている方は読みやすくて面白い本なので、是非読んでみてはいかがでしょうか。

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by nkgfan | 2008-12-08 16:21 | □社員コラム | Comments(0)

豊穣な空想は現実を超える

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絵のない絵本(新潮文庫)

こんにちは、技術営業部安西です。
最近『絵のない絵本』という本を読みました。

この作品の作者は童話作家として有名なアンデルゼンです。
内容は短編集で、1話(1夜)2話(2夜)と月が少年に話していくという設定です。

なぜこの本が絵のない絵本なのかというと、アンデルゼン自身が見聞きし体験したことを、子供に説明するように分かりやすく絵で表現するように文章で表わそうと心がけたからではないかと思います。

文章が挿絵を兼ねているような作品なので、表現された世界はあくまでも自分自身で想像しなければいけなのですが、こういった作品を読むことで自分の感性を磨くのもいいなと思えるくらい美しい作品だったと思います。

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by nkgfan | 2008-12-01 12:53 | □仕事“風”景 | Comments(0)

本当のエコって?

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偽善エコロジー(幻冬舎新書)

こんにちは、08年度入社管理部の男庭です。
今回は読書研修で読んだ『偽善エコロジー』という本を紹介したいと思います。

この本は、『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』の著者、武田邦彦氏が書いたものです。
著者は、〝日本で行われているリサイクル・ゴミの分別・エコバック・マイ箸などの環境活動は、マスコミや国の政策によって環境にいいことをしていると錯覚させられている。
温暖化は日本だけが頑張っても世界全体が一斉に行わなければ意味がない〝と述べています。
これには同感でしたが、「温暖化は台風と同じで過ぎ去るのを待つしかないのだ」という著者の発言には失望させられました。
だからといって何も考えずに好き勝手に環境を破壊して良いのか、と。

この本を読んで、いかに世の中に間違った情報が蔓延しているか、ということを実感しました。
だからこそ、この本の情報もまた、鵜呑みにしてはいけないと思いました。

私は様々な角度から物事をみることが出来るよう、もっと勉強していきたいです。
エコに興味のある方など、読んでみてはいかがでしょうか?
読んだ方には是非感想を聞かせていただきたいです。

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by nkgfan | 2008-11-20 13:09 | □社員コラム | Comments(0)

戦え!日本のお父さん

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メリーゴーランド (新潮文庫)

こんにちは、技術部の橋本です。
今回は私の好きな本を紹介させていただきます。

萩原浩さんの「メリーゴーランド」です。

お役所体質の中で苦悶する主人公を描いたもので、ありきたりなストーリーなのですが、次々に出てくる登場人物が、半分ボケてる役所のお偉方に胃弱の上司、大学時代の劇団仲間、頼りになる建設会社社長、その孫の暴走族仲間と、非常に愉快な人たちで、どれもいい味を出しています。

そして役所の醜い部分をかなり書いているにもかかわらず、爽快な読み心地にさせるのは晴らしい作家だと思います。

是非読んでみてはいかがでしょうか?

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by nkgfan | 2008-10-22 09:27 | □社員コラム | Comments(0)

「日本文化のあれこれ」

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日本人のしきたり―正月行事、豆まき、大安吉日、厄年…に込められた知恵と心
(プレイブックス・インテリジェンス)


こんにちは、07入社技術部の都筑です。

今回は「日本人のしきたり」という本をご紹介します。
年中行事や冠婚葬祭など、日本ならではのしきたりを知ることができる内容になっています。

一番驚いたのは正月の食べ物についてです。
現在では雑煮といえば正月ではお馴染みとなりました。
それが室町時代では正月用の食べ物ではなく、胃を安定させ儀礼的な酒宴にスムーズに移るための前菜として扱われていたそうです。

今使われている言葉は本来の意味と異なっているものが多いこと、昔の人は縁起の良し悪しを重要視していたことを実感できます。
この本を読破した頃には、日本文化を見直すきっかけになり、マナーの勉強にもなることでしょう。

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by nkgfan | 2008-09-26 09:35 | □社員コラム | Comments(0)

「平和の尊さ」だけでは語れない一冊

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指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく (新潮文庫)

8月は終戦記念日があり、戦後63年を迎えた。
世界では現在も日常的に戦争、紛争が起きている。
私生活ではそのような事実を感じる事はできない。
8月は戦争を考えるために、二人の特攻隊員を書いたこの本を読んでみた。

神風特攻隊第1号に選ばれ、フィリピン、レイテ沖に散った関行男大尉の話が特に印象に残った。
というのも、私が学生の時にレイテ島、隣島のビリラン島の戦跡を訪問した事があり、その情景と関大尉の状況を重ねていたからである。

日本軍最大の死者を出し、最大の激戦地となったレイテ島は、今でも日本兵と思われる白骨が発見される。
当時日本軍にとって終戦間近という史実からもわかるように、戦局はかなりの劣勢であった。

レイテ島での戦いも米国軍による攻撃に日本兵は次々と倒れ、残った兵はHILL522と呼ばれ、島全体を一望できる山に登り、最終決戦の場所に選ぶのである。

決死の思いで頂上に辿り着き、日の出を迎える、レイテ島を囲む海には7000隻もの米国艦で埋め尽くされていたという。
私も実際にHILL522に登り、現地ガイドからこの話を聞いたときは絶句してしまった。

無数の米国艦を見下ろした彼らは一体何を思ったのだろうか。関大尉は何を思いながら無数の米国艦へ突込んでいったのだろうか。

レイテ島は日本兵だけでなく、アメリカ兵、そして現地住民と、国家の利益追求の元に亡くなっていった人、悲しんだ人がいる。

情報が容易に手に入れられ、海外の人とも気軽に話せる時代だからこそ、戦争という手段ではなく、人的交流の視点から国益を得る流れになって欲しいし、その一員になりたいと思う。

08入社・技術営業部 田岡

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by nkgfan | 2008-09-16 13:06 | □仕事“風”景 | Comments(0)

悲しいから泣くのではない。泣くから悲しいのだ!

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こんにちは、技術営業部の竹沢です。
今回は私が大好きなWilliam Jamesを紹介します。
彼の本やジャーナル、記事は大学生の頃殆ど目を通しました。

子曰く・・・

情動 emotionは、感情 feelingより原初的な快・不快に近い感情内容であり、持続時間が短く、感情の程度が生理的変化を伴うほど激しいという特徴を持つ。

これは「外部刺激→生理学的変化・行動の形成→感情体験(感情の自己知覚)」といった時間的順序で、情動の形成過程を捉えているというものです。
自分自身の情動の生起を経験するよりも早く、涙が流れたり、心臓の鼓動が早くなって発汗したりといった生理学的反応が起こるのです。

悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しいのであり、嬉しいから笑うのではなく、笑うから嬉しいのであり、敵意を抱くから怒るのではなく、怒るから敵意を抱く。
(we feel sorry because we cry, angry because we strike, afraid because we tremble, and not that we cry, strike, or tremble, because we are sorry, angry, or fearful.)


彼の理論はとても偏った考えだと批判する人も多いですが、私はとても好きです。
彼の本やジャーナルはとても面白くどれもお勧めです!
なんとなく読んだあとは元気になれます。是非興味のある方は読んで下さい。

そして、感想を聞かせて下さいな!!

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by nkgfan | 2008-09-04 08:38 | □社員コラム | Comments(0)

顰笑・冷笑・似非笑い

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会社の本棚に誰が置いたか、東野圭吾さんの『黒笑小説』。

つい最近まで「トウノケイゴ、トウノケイゴ」と臆面もなく言っていたくらい、この作家の小説は読んだことがありませんでした。

外してもロハだし、と思い、それでちょいと拝借し、読んでみました。

一発アイディアで書き殴ったかのような印象を受ける短編の数々。

どれもこれもくだらないのに・・・、だけれども引き込まれます。

東野氏ご自身が14年もの間鳴かず飛ばずであったらしく、編集者の風見鶏ぶりや売れない作家の悲哀を描いた作品は、リアルすぎて笑うというより薄ら寒くなってきます・・・、あ、『黒笑小説』だからそれでいいのか。

あと『臨界家族』という作品。

家族が離散する話なのかと思って読んでいたら、そういう「臨界」でしたか!哄笑しました。

まだ一冊しか読んでいませんが、とてもシニカルな作家という印象を受けました。

『サザエさん』の原作者・長谷川町子さんや『ドラえもん』の藤子・F・不二雄さんもそうですが、物書きにとってシニカルというのは必須の資質じゃなかろうか、と思います。

普通の人と同じ視点を持っていたら、面白い作品なんて書けませんから。

だけど、シニカルすぎて人を不快にさせても、それはそれで物書きとしては失格なわけで。

そこの微妙なバランス、それがその作家さんのセンスなんだろうな、と思うわけです。

経営企画室・西藤

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by nkgfan | 2008-09-02 13:04 | □社員コラム | Comments(0)

読書感想文

『深夜特急』を読んで、一年くらい世界を放浪したいなぁ、と思っている西藤です、コンニチワ。

今、沢木耕太郎さんの『人の砂漠』を読んでいます。

社会の片隅にいて、誰にも顧みられない、あえて顧みる必要もない、そんな人々にスポットを当てたルポルタージュです。

例えば、こんな人々が登場します。

都会で孤独死したお婆さん、国境の果てに暮らす与那国島島民、屑を集めることでたずきを立てる人々、天皇陛下に不敬をはたらいた人々・・・。

特別センセーショナルな話題を提供してくれるわけでもない彼ら。

それでも間違いなく我々の社会が内包する人々であり、そしてそんな人々を切り口にしてこそ見えてくる社会の有り様というか、歪みというか・・・。

以前、猪瀬直樹さんの『ミカドの肖像』という本を読んだことがあり、そこから天皇陛下つながりということで、天皇陛下に不敬をはたらいた人々にインタビューを試みる「不敬列伝」という章は殊に興味深く読みました。

神様から人間にさせられて、そして今や国体の象徴として存在する天皇陛下。

これらの本を読むと、私たち日本人は有形無形な点で、いかに『ミカド』なるものに影響を受けているか、つくづく思い知らされるのです、政治を語りたいわけではないので、これが良いとか、悪いとか、そういう高度な次元の議論ではなく。

猪瀬直樹さんの著作の中でも触れられていますが、僕は『ミカド』というと、ギルバート&サリバンのオペラを思い出してしまいます。

19世紀の英国人である彼らが東洋に関する乏しい知識のもと作り上げたものですから、日本の『ミカド』なのか中国の皇帝なのかよく分からないというバタ臭さ全開の作品です。

オペラの中で『ミカド』が「首を切れ~、首を切れ~」と騒いでいるのを見ると、馬賊かなんかの大将のほうがイメージには近い気がします。

ちなみに、名曲「アローン・アゲイン」で70年代を席巻したギルバート・オサリバンは、ギルバート&サリバンに由来したネーミングです。
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by nkgfan | 2008-07-08 12:31 | □社員コラム | Comments(0)
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様々な社員が日々の生活を綴ります


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